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ひめはるぜみ(多摩)

Author:ひめはるぜみ(多摩)
故郷 多摩地区を中心に 食べ歩いたお店や料理を中心に描いています。最近のコンデジはレベルがあがり、写真の技術が伴わずピンボケ写真になっていますが、それも 愛嬌。ご容赦ください。

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多摩 我が愛しのお店②
東京多摩地区を中心に 楽しいお店・美味しいお店・あれっ?なお店を書いています。私の主観による感想で、情報提供をするサイトではありません。私の忘備録の日記です。
府中市四谷「サガミ」で大海老味噌煮込みうどん
 今日は、母にとって悲しい日になってしまった。
父が入院して、はや6か月となる。
入院させるタイミングが遅れたせいで、痴呆が進み生きる力が失われつつある。

デイサービスに行こう
グループホームを検討しよう。
と、提案しても「この家にいる」と頑として聞き入れなかったのだ。
ある日ベットからずり落ち、そのまま歩けなくなり、一人で排泄行為ができなくなった。
1週間は家族で頑張ったが、そんな努力はいつまでも続けられなかった。

病院に入院させた当時は、リハビリを施せばまた家に帰ってこれると期待したが
病院は私たちが想像したよりずっとシビアだった。
看護士や介護士の負担になると身体を拘束された。排泄を紙おむつの中でするようになると、痴呆は一気に進んだ。私たちは自分たちが不幸せを父に与えたと悲しんだが、家で面倒を見ることができないこともわかっている。

母には同じ過ちを繰り返さない。
彼女の身体や気持ちが元気で行先を選べるうちにと、施設などを検討して、彼女に提案するが、やはり家で頑張ると聞き入れない。

私は仕事の合間や休日を使い、父の病院に通い、母の話し相手に通い、1月に受けたむち打ちの治療に行っている。もう体力や気力の限界になってくる。私がいけないときは、妻がその役目を買って出てくれたが、親から見れば「嫁」であり、やはり実子とは違う。
妹も同様に頑張っているが、嫁ぎ先の高齢のご両親の世話をしながら、自分の親の面倒を見ることで、いっぱいいっぱいだ。
さらに、娘が身ごもり孫が来月生まれる。娘が帰ってきて、母親として、てんてこ舞いらしい。

「孫と生まれてくるひ孫のために、少しの間 施設に入ってもらえないか」
「姥捨て山に捨てられる」と泣く母親を、説得した日だった。

母は悲しい、子供も悲しい。それでも親子だ。
言い争いをしても、一緒に食事をとる。
170427府中さがみ001R
場所は、母が気に入っている「なめこおろしそば 温かいの」を食べられる
「府中四谷 サガミ」だ。
母はいつものやつ。私は味噌煮込みうどんの大海老天(1290円税抜き)を加えた。
170427府中さがみ002R
昔、名古屋の味噌煮込みうどんを食べた時、
馴染みがない味噌の味に納得がいかず、以降、苦手な食べ物となった。
歳をとると味覚も変わるだろうと、再び試してみることとなった。
170427府中さがみ003R
かまぼこ、鶏肉、しいたけ、油揚げ、ねぎ、玉子が入る贅沢なうどんだ。
ここに、大海老天ぷらを乗せてみる。
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麺は硬めで手打ちのようだ。もっとも 丸亀製麺も機械打ちなのに結構旨いから
果たして手打ちかどうかは自信がない。
汁は、慣れない八丁味噌が入っている。
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以前は、あまりの独特さに閉口したものだが、
「サガミ」のスープは食べやすい。
そこで疑問だ。これが名古屋の代表的な味噌煮込みうどんなのか?
東京でも食べられるように味の調整をしているのではないだろうか。
うどんに詳しいネットの友人に聞いてみよう。

傷心の母は、なめこおろしそばを食べている。
「サガミ」のそばは、柔らかくて食べやすいらしい。
悲しくて悔しいことがあっても一緒に食事をとれるのは、家族の絆だ。
彼女に寄り添いながら、父を見送る覚悟を持つのだった。

2017年4月27日 ランチタイムの訪問

以前の訪問記事はこちらから

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テーマ:うどん・そば - ジャンル:グルメ

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