早稲田「えぞ菊」味噌バタコーンを食べる
- 2021/01/07
- 08:02
家内は昨年秋より地元の眼科医にかかっていた。
ことは眼底出血のような赤目になり
診てもらったことから始まりだった。
結膜下出血で見た目ほど大変な病気ではないらしい。
眼科は診察前に必ず検査があり
そこで白内障が見つかった。
白内障は怖くない病気と思われているが、
当の本人にとっては、霞んだりまぶしくてテレビも見えなくなる。
だんだん足元も見ずらくなって、不便で困まっている。
何時まで様子見が続くので、
意を決していつも通っている大学病院に紹介状を貰って訪問した。
コロナ厳戒中の大病院だ。
病院は空いていた。検査はスムーズに進んだ。
テレビでは医療崩壊になっていると報道されている。
換気やフェースガード、アクリル板などの対策は打たれていたが
さほど緊迫感は感じなかった。
きっと救急外来や循環器内科や呼吸器内科などに
極めて厳しい状況が偏っているのだろう。
さて検査、診察、手続きが終わればすでに午後1時を回っている。
瞳孔開いて世の中がシャンデリアに見える家内の手を引いて
先日訪問できなかった「年に一度」の早稲田の「えぞ菊」に行くことにした。
私は「早稲田」と呼んでいるが店名は「戸塚店」であり
近くの交差点は「馬場口」である。
店の前には路上駐車スペースがあり、60分300円で使用できるので便利だ。
店はカウンターだけで、席を減らし、隣とはアクリル板で仕切られている。
スタッフはマスクをして調理しており、
当然の状況ではあるが、息苦しいだろうなぁと同情する。
選んだの「味噌 バタ コーン」だ。
家内は食べきれないので麺少な目で注文。
スタッフが「麺を普通で入れてしまったので旦那さんは大盛にしますか」と声をかけてきた。
「いや、学生の頃は全部乗せを食べられたが、今は大盛を食べられるだろうか」と答えると
「昔はヤングラーメンがありましたね」と頬が緩むのが見えた。
隣の隣の席のお客さんは
「正式にはヤングラーメンと全部乗せは違っていたけどね」と会話に入ってきた。
以前ならば、ここでいろんな話が弾むのであるが、
今のご時世ではこれでお終いだ。
「味噌 バタ コーン」で麺大盛はさすがに量が多い。
スープをすすると、辛く感じた。
麺は昔ながら西山ラーメン風で黄色くウェーブがかかっている。
太めでしっかりしている。
食べ続けると、辛かったスープが甘く感じてきた。
もやしのお陰だろうか。
下の方に旨みが溶けていた。
この付近はラーメン激戦地だ。
もっと旨いと評判のラーメン屋はたくさんある。
「穴八幡にお参りしたあとに食べた「えぞ菊」は亡くなったお母さんが大好きだったの」
この思いに勝てる点数にとれる店は無いのである。
2021年1月6日の訪問
以前の訪問はこちらから
食べログの情報はこちらから
このサイトの著作権は著作者のひめはるぜみにあり、
文章・写真の転用を一切お断りしております。
Copyraight(c) 2021 himeharuzemi. All right reserved.
ことは眼底出血のような赤目になり
診てもらったことから始まりだった。
結膜下出血で見た目ほど大変な病気ではないらしい。
眼科は診察前に必ず検査があり
そこで白内障が見つかった。
白内障は怖くない病気と思われているが、
当の本人にとっては、霞んだりまぶしくてテレビも見えなくなる。
だんだん足元も見ずらくなって、不便で困まっている。
何時まで様子見が続くので、
意を決していつも通っている大学病院に紹介状を貰って訪問した。
コロナ厳戒中の大病院だ。
病院は空いていた。検査はスムーズに進んだ。
テレビでは医療崩壊になっていると報道されている。
換気やフェースガード、アクリル板などの対策は打たれていたが
さほど緊迫感は感じなかった。
きっと救急外来や循環器内科や呼吸器内科などに
極めて厳しい状況が偏っているのだろう。
さて検査、診察、手続きが終わればすでに午後1時を回っている。
瞳孔開いて世の中がシャンデリアに見える家内の手を引いて
先日訪問できなかった「年に一度」の早稲田の「えぞ菊」に行くことにした。

私は「早稲田」と呼んでいるが店名は「戸塚店」であり
近くの交差点は「馬場口」である。
店の前には路上駐車スペースがあり、60分300円で使用できるので便利だ。
店はカウンターだけで、席を減らし、隣とはアクリル板で仕切られている。
スタッフはマスクをして調理しており、
当然の状況ではあるが、息苦しいだろうなぁと同情する。

選んだの「味噌 バタ コーン」だ。
家内は食べきれないので麺少な目で注文。
スタッフが「麺を普通で入れてしまったので旦那さんは大盛にしますか」と声をかけてきた。
「いや、学生の頃は全部乗せを食べられたが、今は大盛を食べられるだろうか」と答えると
「昔はヤングラーメンがありましたね」と頬が緩むのが見えた。
隣の隣の席のお客さんは
「正式にはヤングラーメンと全部乗せは違っていたけどね」と会話に入ってきた。
以前ならば、ここでいろんな話が弾むのであるが、
今のご時世ではこれでお終いだ。

「味噌 バタ コーン」で麺大盛はさすがに量が多い。
スープをすすると、辛く感じた。
麺は昔ながら西山ラーメン風で黄色くウェーブがかかっている。
太めでしっかりしている。

食べ続けると、辛かったスープが甘く感じてきた。
もやしのお陰だろうか。
下の方に旨みが溶けていた。
この付近はラーメン激戦地だ。
もっと旨いと評判のラーメン屋はたくさんある。
「穴八幡にお参りしたあとに食べた「えぞ菊」は亡くなったお母さんが大好きだったの」
この思いに勝てる点数にとれる店は無いのである。
2021年1月6日の訪問
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