ふじみ野市「JAあぐれっしゅ」鮮度がよくて安～い農産物

SNSで友達になっていた会社の後輩がいた。
私とはあまり接点がなく、「友達にはなったが」程度で
お互いにいいねを入れる程度だった。

ところが彼が６月に職場で失神して病院に担ぎ込まれる事件があった。
原因は心臓にあったらしい。
ペースメーカーを入れて退院した彼とは「病気友達」となり
お互いの病状についてやりとりをした物だった。
彼は、ペースメーカーを入れた後も体調がよくなかった。
大きな病気をした者は、体調はよくないものだ。
医師から漢方など処方されていたが
「病院を変えられたらどうですか」と私は一歩引いてアドバイスしていた。
後で聞けば他の友人も「セカンドオピニオン」を積極的に勧め
本人もその気になっていたらしい。

今日は悲しい日となった。
親しい人に来てもらいたいと喪主になった２９歳のご子息が
家族葬にせず通常の通夜・告別式を行った。

大幅に早く会場に着いた。
私自身、大勢の人の中にいることはまだ遠慮させてもらっている。
先にお顔を拝見してご冥福をお祈りさせてもらうためだ。
記帳してそのまま帰ろうと考えていたが
２時間前はさすがに早く、受付も準備できていなかった。

会場の真向かいに商業ビルがあった。
埼玉県には農作物が安く手に入る店がある。
JAいるまのが運営している「あぐれっしゅ」である。
時間つぶしに入ると「安い」。
東京のJAの直売場と比べると３割以上安いと感じた。
JAいるまのは物販の力が強いなぁ。
農家の農産物製造から販売まで
金融から保険まで
農家の生活をすべて包み込む作戦が力を発揮していると感じた。

家に着くと
すぐにどぶろくを開けた。
甘い酒をコップで飲みながら
彼の分も引き受けて生きていこうと思うのであった。



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