地震に負けるな 大洗。 しらす・ちりめん「坂本」(番外編)
- 2011/09/13
- 07:25
テレビで見る東北の状況は、遅々として進んでいるように見えません。
春に訪れた北茨城の大津港は惨憺たる状況でした。幸い 友人の家は、道ひとつで無事でした。
「大洗にも何メートルもの津波が来た」
大洗は 昔 海水浴に行った町です。同級生の実家がいくつもある町です。
町に来て、海岸通りを走ります。海を背にしたファミリーマートは通常営業しています。幸運なことに被害は免れたようです。町全体も具体的な被害の後が見えません。
最初に訪れたのは、町の象徴である大洗磯前神社です。神社は高台にあるので大丈夫でしょう。
お参りをします。神社の寄付や願いには地元の人の苗字があります。「小野瀬」「小松崎」「鴨志田」は、地元に多い名前です。皆さん、ご無事だろうか?
参拝を済ませた後、町を一回りしました。
小さな商店で、ジュースを買いました。八百屋でアイスを買いました。
部外者の私には、大きな被害はなかったように見えました。
ちりめんが欲しくなって造り酒屋「月の井」の斜め前「坂本水産直売店」に入りました。
「津波は大丈夫だったのです?」
買い物が終わって、お尋ねすると、
「ちょうど、うちの前の道路でとまったの。そこの車が止まっているところよ」。
「坂本水産直売店」は、役場のすぐ裏です。
磯浜地区では、床上、床下に浸水したお宅も多いのではないかと、思いました。
さて、家に帰って、こうなごを食べます。値段はスーパーの半額くらいです。
佃煮を食べます。意外と甘だきです。1パック500円は お安いです。値段を知らない人には1パック1000円に思えたそうです。
大洗は漁業の町から、アウトレットを誘致したりして、観光の町へスタイルを変えようとしていました。
今回の震災に負けず、お客さんを呼び込み町つくりが進んでいければいいなと思います。
PS. 磯浜小学校は 長い歴史を閉じようとしていました。
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