加須市 久下屋脩兵衛(初)鴨汁 (番外編)
- 2007/12/04
- 12:28
鴨をさがして、三千里!。
おいしい鴨をたべたいなと、うどんの街 加須にやってきました。1軒目の辻九さんは残念なことに鴨は売り切れでした。mixiの友人に教えてもらった「久下屋もおいしかった」という それだけの情報を元に、店を探し始めました。ナビで加須の町を見ていると 加須駅の先に「久下」なる地名を発見しました。
加須の駅付近は、商店街が発達している大きな町です。あちらこちらにうどん屋さんが点在しています。いろんな業種のお店がたくさんあります。地方都市はシャッターどうりになっているところがたくさんありますが、加須は元気そうです。うどんの町おこしのプラス面が出ているのでしょうか。
30分ほど探して、久下屋脩兵衛を見つけました。店構えが大きな立派なお店です。外から見える打ち場は広く自然光で明るくなっています。 中は30人分くらい座れるテーブル席があって、奥に座敷が30人分くらいあります。広くて大きなお店です。
食べたいものは鴨と決めて来ています。お品書きで鴨の字を探します。お品書きは 細かい字でアイテムがビッシリ書き込まれています。うどんも蕎麦もすごい種類の多さです。鴨汁うどんは すぐに決定しました。次は鴨単品です。陶板焼きにしたいと思いますが、横の「鴨抜き」とは何ですか?「天抜きと同じです。鴨汁からうどんが無いものです」なるほど!粋ですね。 「旬の炊き込みごはんのちょっとだけ」が面白いアイテムです。今日は鮭らしいですが、お昼御飯は2件目なので さすがに断念します。
先ず、運ばれてきたのは ジュージューいっている鴨の陶板焼きです。煙と脂が飛んでいます。 ポン酢で食べるようです。脂が強烈です。あまり鴨を種たことがない僕が、あえて味を表現するなら、鶏を出発点にして考えます。しっかりとした固めの肉質です。地域の地鶏よりさらに硬いです。赤みが強く 脂から野鳥くささが感じられます。陶板のうえに大量の脂が出ています。
次は鴨汁です。汁の中には、肉とつくねが入っています。これこれ!食べたかった鴨汁です!汁の味は、やはり濃い目です。ですが、ダシが利いていて鴨の風味といい感じです。 うどんは 僕が好きな つるつるしこしこタイプです。伸びるだけ伸びるとプツンと切れます。おいしいですよ。こんなにうまいうどんは久しぶりです。さすがは、加須のうどんです。
あぁ おいしいです。余韻にしたっています。店内をみると うどん粉と蕎麦粉の生産地情報があります。そういえば お蕎麦も「新そば」と書いてありました。同じ料理ならうどんより100円くらい高くお値段が設定してあります。
特選献立「田舎そば」とはどんな物ですか。特選というわりに値段は普通のそばと変わりません。何気なく 最初に出された、薄めのお茶を飲みます。「美味しい♪、本格的そば茶です」 鴨の匂いで気がつきませんでしたが、滅多にない美味しさです。これなら お蕎麦もきっと美味しいはずです。時間が取れたら、夜も来ましょう。
久下屋脩兵衛 電話0480-65-5225 加須市久下(くげ)1674-1
HP http://www.kugeya-s.co.jp/sub7.html
・・・・・・ 夜になりました ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田舎そばを食べに来ました。夕方の店内は満席です。待ち時間が生じています。特に地元の方で家族連れが多いからでしょうか、座敷待ちです。人気のお店ですね。
早速、田舎そばを注文しました。「すみません、売り切れです」 ガクッ orz マイッタナァ では普通の 蒸篭にしましょう。
汁は濃い目です。北関東独特の醤油の辛さとみりん甘さを感じますが、ダシがすごく利いていますので、正油のしょっぱさが緩和されています。蕎麦は妙な均一感があります。蕎麦の甘さよりつなぎの甘さが感じられます。やっぱり、うどんのほうがうまいかもしれません。お替りは うどんでお願いしました。
うどんはうまいですね。来た甲斐があります。汁にうどんをつけると、弱く感じます。テーブルにある柚子を入れると 絶妙にうまくなります。不思議です。食べ終わり、周りのお客さんの注文しているものを見ます。天ぷらが大きくてうまそうです。しかも 天ぷらがのっかった鍋焼きはすごく美味しそうです。このうどんは つるつるしこしこタイプ、熱いなべにも美味しそうです。
ところで、箸の袋に気がつきましたか?裏は店名になっていますが、表は違う絵が描いてあります。どなたか身近な方に絵心がある方がいるんでしょうか?ほっと 癒される絵です。
このお店は家庭的な良いお店です。すっかりファンになりました。
久下屋脩兵衛 電話0480-65-5225
加須市久下(くげ)1674-1
このエリアの蕎麦うどん店の紹介は http://homepage2.nifty.com/tubajiro-tabi/sub201.htm#kugeya
この方が 詳しいですね。参考にさせていただいています。
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